💡この記事はこんな方におすすめ💡
・ヨーロッパで就職したけど給料明細の見方が分からない方
・オランダの給料明細の見方を知りたい方
・海外と日本の給料明細の違いを知りたい方
オランダで働き始めて、初めて給料明細(Loonstrook / Salarisspecificatie)を見たとき、
「項目多すぎない?」「税金引かれすぎでは?」と思いませんでしたか?
この記事では、実際の私の初月の給料明細を元に
- オランダの給料明細の見方
- 日本にはない制度や手当の紹介
- 手取りの金額がどう決まるのか
を、オランダ初心者・オランダワーホリ目線で解説します。
額面の給料:ブルート給料(BRUTO LOON)とは?

まず一番大事なのは、ブルート給料(Bruto loon)です。
これは、税引や保険が引かれる前の金額です。
しゅんごいわゆる額面の給料がブルート給料です。


上記の明細は実際に私が初月に得た給料明細ですが、この場合は、
以下の3つの合計で、BRUTOLOON:€1,160.76となっています。
①Salaris (Uit uren gewerkt):€964.80 → 実際に働いた67時間分の給料
②Periodieke uitbet. vakantiegeld:€94.47 →詳しく解説します
③Periodieke uitbet. vakantiedgn:€102.65 →詳しく解説します



これって、①アルバイトで実際に働いた時間以外にも②③で給料がもらえるの?
実はこれこそが、オランダと日本の大きな違い!
私がこのブログを書こうと思った理由でもあり、詳しく解説していきます。
Periodieke uitbet. vakantiegeld(休暇手当)
これが Vakantiegeld(バカンシーゲルト)と呼ばれるもの。
日本では有給は「休む権利」といった印象が強いですが、
オランダでは休暇のためののお金が必ず支給されます。



もちろん使い道は完全自由(旅行でも貯金でもOK)。
私の場合は、€964.80に対して8.85%が休暇手当として計算され、€94.47 が上乗せされています。
通常は 年1回(5〜6月)にまとめて支給されることが多いですが、
私の場合は 毎月分割で支給される契約でした。
Periodieke uitbet. vakantiedgn(有給休暇分の支給)
これは少しややこしいですが、超重要なポイントです!
オランダでは、 有給休暇(日数)にも金額的価値があります。
それを今月分として金額表示しているのが、このvakantiedgnの項目です。
年間の法定有給日数(20日)を月割りで金額換算されると、約10〜11%前後に値します。
私の場合は、基本給 €964.80に対して約10.64%の €102.65が上乗せされています。
休暇手当と同様、どの時期に支給されるかは勤務先や契約形態によって異なり、
契約終了に未使用分はまとめて支給されることも。



思ってたよりお給料が多いぞ?と感じた方は私と同様にこの2項目が毎月払いになってるかもしれません!
控除(引かれるもの一覧)


続いて、給料明細でマイナス計上されている項目を見ていきましょう👀


Pensioen(年金)
€51.10はオランダの 職域年金(企業年金) です。
国の年金(AOW)とは別で、働いている会社+本人で積み立てています。
年齢・国籍・ビザの種類は基本関係なく年金制度がある業界・会社に所属していると自動加入なので
ワーホリだから免除ということはありません。
Loonheffing(所得税)
€31.25は所得税で社会保険料の一部をまとめて引かれる項目です。



所得税+住民税+社会保険のイメージに近いです。
ワーホリビザ関係なく、働いたら必ず発生しますが
低所得者・パートは控除が大きいため、結果的に税額がかなり低くなります。
Gedifferentieerde premie Whk
€4.16は病気・失業リスクに備える社会保険的なもので、日本に同じような制度はありません。
「働けなくなった場合の収入保障」が目的で、
長期で働けなくなった場合、病気のまま契約終了した場合に給付があります。
これは税金ではなく、使える可能性がある保険です。
Premie HOP
€1.16は、業界・会社独自の保険や基金。
業界内の支援・福利厚生に使われるものなので、会社によって異なります。



日本で言う組合費のイメージに近いです。
手取りの給料:TE BETALEN LOON(振込額)




上記の差し引きがあり、
最終的に銀行に振り込まれたのは€1,074.25になります。
給料明細は家探しの際やビザ更新の際に提出を求められることもあるので、必ず保管しておきましょう!
まとめ
オランダの給料明細は一見項目が多く、ややこしく見えますが仕組みが分かるとかなり合理的で
- 休暇用のお金が強制的に守られる
- 有給の価値が可視化される
- 将来・病気・失業への備えが組み込まれている
これらは日本ではなかった考え方だと思いませんか?
これから、ワーホリで働く人やオランダ移住を考えている人の参考になれば嬉しいです🇳🇱✨
また、オランダで就労する場合に絶対に必要になるBSNの申請方法を解説した記事も参考にしてみてください😊


それでは、Doei〜!!🇳🇱








