💡この記事はこんな方におすすめ💡
・オランダワーホリを検討している方
・オランダワーホリビザの申請手順がわからない方
・オランダワーホリ経験者のリアルな体験談が知りたい方

オランダワーホリビザ申請について色々調べたけど、情報がわかりづらい・・・
そんな方はご安心ください。
その不安、この記事たった1本で全て解決します😊
今回はオランダのワーホリビザ申請手順について、2025年に実際オランダワーホリのビザ申請を経験した私が、徹底的にわかりやすく解説するので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです😊
また、今回の記事はオランダ渡航後のビザ申請方法の手順になります。渡航前にやるべき申請については、こちらの記事も参考にしてみてください🔻
オランダワーホリビザの申請方法の手順


まず、オランダのワーホリビザの申請手順についてざっくりと全体像を把握しましょう。



こちらは私が実際に2025年のオランダワーホリビザ申請をした際の具体的なスケジュールです。
【日本でやったこと】
4/1 オランダワーホリ事前登録
4/8 事前登録完了通知のメールが来る&V-number取得
【オランダでやったこと】
6/21 入国&ワーホリビザ申請書類の郵送
6/23 申請書類がINDに到着
6/24 INDがビザ申請のプロセスを開始
★ワーホリビザの開始日がここ
7/6 ビザ申請受理&支払い案内のメールが来る
7/8 ビザ申請費用€81の支払い
7/9 INDから滞在許可メールを受信&バイオメトリクス予約
7/14 バイオメトリクス認証
7/25 INDからビザの準備完了の手紙が来る
7/29 INDでビザ(residence document)の受け取り
もちろん、人によってスケジュールの違いはありますのであくまで1つの参考として捉えてもらえると幸いです。
オランダワーホリビザの申請方法とBSNの申請手続きは全く別の手続きになるので注意が必要です。BSNの申請方法の解説記事も用意しているのでそちらを参考にしてみてください😊
それでは、ここからはオランダワーホリビザの具体的な申請方法・手順について、必要なもの・ポイント・注意点も併せてご紹介します。
ワーホリビザ申請書の書き方&書類一式の郵送
オランダに到着してまずやるのは、オランダ移民局(IND)宛にワーホリビザ申請書類を郵送することです。
郵送なので、下に記載する提出書類は全て(オランダ入国時のスタンプはオランダ入国後に印刷)日本で印刷しておきましょう。
ちなみに、オランダワーホリビザの事前登録完了通知を受信後90日以内にオランダに入国し、ビザ申請書がオランダ移民局(IND)に届いている必要があります。



「90日以内にオランダに入国すればいい」と書いてある情報もありますが、INDからの実際のメールには「90日以内に入国し申請する必要がある」と書かれているので注意が必要です。
実際に受け取った事前登録完了通知内の文章がこちら🔻


【INDへ郵送したもの】
・ワーホリビザ申請書
・無犯罪証明書(ワーホリビザ申請書の一部)
・パスポートのコピー(顔写真ページ及び過去の海外への入国スタンプ全ページ)
※オランダ入国時のスタンプページも含むので入国時にスタンプを必ずもらいましょう!
・事前登録完了通知のコピー
・帰りの飛行機チケットのコピーあるいはユーロ建ての英文残高証明書
【送り先】
Postbus 5
9560 AA Ter Apel, Netherlands
Immigratie – en Naturalisatiedienst



アポスティーユ認証付きの戸籍謄本や保険証書などは送らなくていいの?
まず、アポスティーユ認証付き戸籍謄本はワーホリビザの申請には必要ありません。こちらは、オランダの住民登録およびBSN取得の際に必要な書類になります。
保険証書も一緒に郵送する方もいるようですが、INDが指定する必要提出書類の中には含まれていないので送らなくて大丈夫です。
オランダワーホリビザ申請書&無犯罪証明書の書き方
ここでは具体的に、2025年のオランダワーホリの際に実際に私が書いたワーホリビザ申請書と無犯罪証明書の書き方を解説します。
【重要】提出書類全ページにVナンバーを記載しましょう。



Vナンバーの代わりに氏名&生年月日の記載でもOKですが、Vナンバーの方が簡単です。


1ページ目:
特に記載事項なし


2ページ目:
1、現在の状況についての質問
→1を選択(「現在オランダにいてresidence exchangeの目的で滞在許可が欲しい」)
2、結核についての質問
→2番目を選択(「対象国ではないので検査不要」)


3ページ目:
3、証拠方法についての質問
→チェックをする(「ワーキングホリデーの文脈でオランダに行く」)
4、宣言
→チェックをする(「過去にオランダの滞在許可を持ったことはありません」)


4ページ目:
5、バイオメトリクスについて
→この記事の後半でバイオメトリクスについて詳しく解説します。
6、個人情報について
→以下の内容を記載
6.1 Vナンバー
6.2 記載しなくてOK
6.3 名前
6.4 性別
6.5 誕生日
6.6 出生地の都道府県
6.7 出生国
6.8 国籍
6.9 住所(オランダの住所)※今後の案内が一部手紙でも届くため
6.10 電話番号(できればオランダの電話番号) ※日本の電話番号でもOK
6.11 メールアドレス


5ページ目:
7、身分証明について
→パスポートの顔写真ページと、過去の渡航した国の入国スタンプページ全てのコピーが必要
8、ビザ(residence permit)を受け取る場所について
→実際にワーホリビザを受け取りに行くオフィスです。すでに家が決まっていれば自宅の近く、まだ決まってなかったら好きな場所を選択
9、署名について
→以下の内容を記載
9.1 ワーホリビザ申請書に加えて何部の書類を提出するか記載
→4と記載(無犯罪証明書、パスポートコピー、事前登録完了通知コピー、英文残高証明書)
9.2 名前
9.3 書類を提出する場所
→Amsterdamが無難
9.4 署名
→パスポートに書いてある署名と同じ署名にする
私はパスポート上の署名が漢字なのですが、ワーホリビザ申請書内の署名を英語で提出したら後日書き直して再送してほしいと連絡がありました😅
ここからは、無犯罪証明になります!🔻


1ページ目:
1、海外国籍の宣言
→過去犯罪歴がなければ全て「No」を選択


2ページ目:
2、海外国籍の署名について
→以下の内容を記載
2.1 Vナンバー
2.2 名前
2.3 生年月日
2.4 書類を提出する場所
→Amsterdamが無難
2.5 署名
→パスポートに書いてある署名と同じ署名にする
ここからは、結核のテストについての証明書です!🔻
日本国籍の場合、結核のテストは受けなくていいので各ページにVナンバーだけ書いて提出します。














以上、ここまでがオランダワーホリビザ申請書及び無犯罪証明書の書き方です!
お疲れ様でした!
パスポートコピーについて
上記で説明したオランダワーホリビザ申請書の中にも記載されていますが、
・顔写真ページ
・オランダ入国スタンプ含む過去の渡航国の入国スタンプページ全て
のコピーを同封する必要があります。
顔写真ページのみ同封ではないので勘違いしないように要注意です。





また、パスポートのコピー全てのページにVナンバーの記載はしました。
英文残高証明書について
こちらは、英語表記かつユーロ建ての英文残高証明書が最もいいでしょう。



私は三菱UFJ銀行でユーロ建ての英文残高証明書を発行しました。1つの口座だけだとオンラインで即日発行も可能でした。



オランダワーホリって残高証明いくら必要なの?
と不安な方もいると思います。正確な金額は避けますが、私の場合は、
ワーホリビザ申請書郵送時のポイント
事前にオランダのSIMを購入してオランダの電話番号を取得すると安心
ワーホリビザ申請書内にオランダの電話番号を書くことができ、万が一の時もINDからの連絡を受け取れます。
スキポール空港の到着ゲートを出たところにあるAlbert Heijnでも、有人レジで「SIMください」と言うと購入でき、その場でアクティベートできます。


私が契約したLebaraも非常におすすめです!Lebaraの詳しい記事はこちら🔻
渡航前に用意できるものは用意しておくとスムーズ
・ビザ申請書類(書ける箇所とVナンバーは書いておく)
・A4サイズが入る封筒(封筒上に宛先を書いておく)
・のり
・ボールペン
などは日本で準備できます。



オランダの電話番号とオランダ入国時のスタンプページは、オランダ入国後に準備しました。
ちなみに、スキポール空港の到着ゲートを出たところにある「Service Point」というところでもコピーできます!ネット上ではコピー1枚4.5ユーロかかると書いてありますが、私が行ったら無料でコピーしてくれました。
https://maps.app.goo.gl/rM8tdJGxvXweaG6e7
ここで、パスポートのオランダ入国スタンプページをコピーしました!
オランダの市内では日本のように気軽にコピーができませんが、「Copy shop」などと検索すると出てきます。


PostNLで郵送&必ず追跡番号をもらうこと
オランダ最大規模のPostNLは、日本でいう日本郵便のような存在で、最も安心感があります。
そのため、なるべくPostNLの店舗およびPostNLのカウンターを設けているお店から送るようにしましょう。



ちなみにスキポール空港から送る場合、上で紹介した「Service Point」はPostNLも兼ねているのでここから郵送しました!
そうすると、追跡状況が確認できるQRコードなどを受け取ることができます。


【郵送ではなく直接INDオフィスに行って窓口でビザ申請する方法】
通常郵送でビザ申請しますが、一応IND窓口でも対応してくれるようです。
その場合は事前予約を電話でする必要があり、英語での予約になります。
電話番号:+31 0880430430
受付時間:月曜〜金曜 9:00-17:00(月曜の朝が1番繋がりやすいです)
IND窓口:アムステルダム、デン・ハーグ、ユトレヒト、ロッテルダム、ズウォレ、エイントホーベン、デンポス
私も実際に電話しましたが「障害がある方や窓口対応じゃないといけない方以外は郵送でお願い」と言われました。ただ、他の方でゴリ押して窓口予約をした人もいるみたいなので可能ではあります😅
ビザ申請受理&ビザ申請支払い案内のメールが来る
ワーホリビザの申請書類一式を郵送後から16日後、INDから「ビザの申請受理をしたよ」、そして次のステップの案内メールが届きました。



Eメールの方が早く届きましたが、その2日後に同様の内容の手紙も届きました。


具体的な内容は、
・あなたのワーホリビザ申請を受理して、〇月〇日に処理始めたよ
・ワーホリビザ申請料81ユーロを2週間以内に払ってね
・ビザ申請料支払いを証明する口座所有者の名前と口座番号がわかるものを返信してね
・バイオメトリクス認証の予約もできるよ
という内容でした。
このメールを受信して初めて知ったのですが、
つまり、ビザ申請書類を送って次の案内が来たのが7月6日にも関わらず、ワーホリビザとしての期間は6月24日からすでに始まっており、実質2週間ほど無駄になったということです😅



てっきり私は、ワーホリビザを受け取るその日からビザの期間がスタートするものだと思ってました。。。
バイオメトリクスの予約は場所によってはなかなか取れないので、早めの予約がおすすめです。
バイオメトリクスの予約はこちら🔻
https://ind.nl/en/after-your-application/biometrics-appointment-photo-signature-and-fingerprints
ワーホリビザ申請費用の支払い
WISEでの支払いがスムーズかつ手数料を安く抑えてできるのでWISEで支払いました。
WISEはオランダ生活で欠かせない必需品とも言えるものなので、日本にいる間に作っておくことを心の底からおすすめします。
WISEの新規口座開設方法・使い方・送金方法などについて詳しく書いたブログもあるので、ぜひそちらも参考にしてみてください🔻
ワーホリビザの申請費用の支払いをするときの注意点!それは、
送金する時の備考欄にINDからメールに記載されているClaim numberを必ず記載すること!
支払いが済んだら、IND宛にメールを返信する必要があります。
バイオメトリクス予約
次はバイオメトリクス認証の予約をしましょう。
バイオメトリクスとは指紋認証で、オランダ政府(IND:移民・帰化庁)に提出する「本人確認データ」のことです。
・Den Haag
・Maastricht
・Goes
から選択できますが、私はデン・ハーグを選択しました。
前述しましたが、オフィスによっては混雑していて1番直近でも数週間後しか予約が取れないこともあります。
そのため早めの予約が必要です。また、後からキャンセル枠が出たら予約変更もできるので、予約後も逐一予約可能な日付を確認しておくと、より早めの日付に変更することも可能です。



私が予約した時はデン・ハーグが最も混んでおり、最短で10日後に予約可能な空き具合でした。
バイオメトリクスの予約はこちら🔻
https://ind.nl/en/after-your-application/biometrics-appointment-photo-signature-and-fingerprints
INDオフィスでバイオメトリクス認証


予約した日時にオフィスへ向かい、バイオメトリクス認証を行います。
デン・ハーグのINDオフィスの入り口は少しわかりづらいですが、Den Haag Centraal駅から出て真っ直ぐ行くと大きな建物を潜れる場所があり、その左手に入り口が見えます(上写真)。
【場所】
INDオフィス(私はデン・ハーグオフィスでした)
【必要なもの】
・予約コード付きの予約メール
・パスポート
【流れ】
①受付にて予約メールの画面を見せる
②受付表をもらい待合室で待機
③自分の番号が呼ばれたら窓口へ
④ビザ(residence document)用の顔写真の撮影とバイオメトリクス認証
全部合わせても10分程度で終わる非常に簡単な手続きです。
私の場合はハーグから遠方に住んでいることもあり、この日にBSN取得に必要な
・戸籍謄本の翻訳受け取り(在オランダ日本大使館)
・戸籍謄本のリーガライゼーション(オランダ外務省)
も同日に済ませました。
BSN取得の方法についての記事はまた別でご紹介します。
ワーホリビザ(residence document)の受け取り
バイオメトリクス認証が終わった翌日には、INDから「ビザの準備ができたから受け取りの予約をしてね」というメールと手紙が来ました。


ワーホリビザは、INDオフィスに足を運んで受け取りに行かなければなりません。
【ビザ受け取り時に必要なもの】
・予約確認メール
・パスポート
【流れ】
①受付で予約確認メールを見せる
②受付表をもらって待合室で待機
③自分の番号が呼ばれたら窓口へ
④パスポートを提出してビザ(residence document)を受け取る
こちらも、合計20分ほどで終わる簡単な手続きでした!
これでようやくオランダのワーホリビザが手に入りました😊


終わりに
いかがだったでしょうか?
オランダワーホリビザの手続きは、カナダやオーストラリアと異なり複雑でわかりにくいことも多いです。
そして何より時間がかかる・・・😅
今回の記事が、少しでもオランダワーホリを検討している方の参考になったら嬉しいです。
それでは、Doei〜!!🇳🇱