💡この記事はこんな方におすすめ💡
・オランダワーホリを検討している方
・オランダワーホリの準備に困っている方
・オランダワーホリ経験者の声が聞きたい方
シリーズ第1〜2弾のオランダワーホリ渡航前にやるべきことを記事にしました。
ぜひ参考にしてみてください🔻
今回はシリーズ第3弾として、オランダワーホリ渡航前1ヶ月〜直前に準備するべきことをシェアしたいと思います。

2025年オランダワーホリをしている私の実体験に基づいてご紹介します😊
海外転出届の提出


海外転出届とは、1年以上日本を離れる予定がある場合に必要な手続きで、住民票を一時的に削除するための届け出です。
提出時期:出発予定日の2週間前から当日までの間に、市区町村の役所で提出します。
対象者:1年以上海外に滞在する人のみが提出対象です(1年未満の場合は不要)。
お住まいの市区町村へ行き、「海外転出届を提出したい」という旨を伝えると用紙への記入を促され、その後手続きが始まります(詳細の手続き方法は市区町村によって異なります)。
この届出を出すと、日本国内に住民票がなくなるため、日本在住者として扱われなくなります。これにより、以下の3つに大きく影響します:
①国民健康保険
②住民税
③国民年金
それぞれについて、具体的に説明していきます。
①国民健康保険
ただし、出国日までの期間は保険証が有効なので、病院では通常通りの自己負担(3割)で診療を受けられます。
保険料の支払いは、出国日と同月分までの支払いをします。
(例)6月21日に出国の場合:6月分までの保険料を支払い、7月以降は支払い不要です。
②住民税
住民税は、毎年1月1日時点で日本に住民票があるかどうかで課税対象が決まります。
出発日 | 住民税の支払い義務 |
---|---|
12月中に出国した場合 | 翌年の住民税は不要 |
1月1日以降に出国した場合 | その年の住民税が1年分かかる |



私は2025年6月に出国したので、2025年分の住民税の支払い義務があります。2026年1月1日時点で日本の住民票を持っていなければ2026年分の住民税の支払いは不要になります。
③国民年金
海外転出届を出すと、国民年金の支払い義務もなくなります。ただし、「任意加入制度」によって引き続き支払いを続けることも可能です。



私はオランダに渡航後も国民年金の任意加入制度を利用して、毎月国民年金の支払いをしています。自治体によって手続き方法は異なるので、自治体のウェブサイト等で確認してみてください。
国民年金の任意加入手続きについての詳細は次のパートで解説します。
国民年金の免除または任意加入手続き


上述した通り海外転出届を出すと、国民年金の支払い義務はなくなりますが、「任意加入制度」によって海外滞在中も引き続き国民年金の支払いを続けることも可能です。
海外滞在中も国民年金に任意加入するかどうかは以下のように判断される方が多いです🔻
・将来の年金受給額を減らしたくない人
→ 任意加入手続きをして国民年金の継続支払いをする
・海外留学やワーホリで少しでも海外滞在中の出費を抑えたい人
→ 国民年金の支払いを一時的に止める
これは人によって考え方や状況が異なるので、ご自身で考えて決めるのがよいかと思います😊
国民年金支払いの一時的な支払い停止や、任意加入手続きについての詳細は、日本年金機構のウェブサイトをご確認ください🔻
https://www.nenkin.go.jp/service/scenebetsu/kaigai.html



私の場合は、海外転出届を提出した際に同じ窓口で国民年金の任意加入手続きをしました。
書類の印刷&データまとめ


ワーホリや個人事業主ビザなどでオランダ移住を考えている方は、ビザ申請や住民登録(BRP)などに必要な書類やデータは必ず紙媒体とデータの両方で用意しておくことを強くおすすめします。



オランダのコンビニにもコピー機があって安く印刷できるでしょ?
それが、残念ながら違うんです・・・😭
日本と違い、オランダでは印刷できる場所が限られており、また日本と比べて印刷費用が高いです。そのため、書類の印刷は可能な限り渡航前に印刷しておきましょう。
実際に私が印刷をして紙媒体で持って行ったものは以下の通りです(★は実際に予備を使用する機会があったもの)🔻
★無犯罪証明書含むワーホリビザ申請書2部(空白)
★パスポート顔写真ページコピー4部(白黒・カラーそれぞれ2部ずつ)
★ワーホリ事前登録の完了通知メールのコピー2部
★戸籍謄本の原本2部、コピー1部
・パスポートスタンプページコピー1部(スタンプが押されている全ページ)
・残高証明書2部(各銀行口座2部ずつ)
・保険証書2部
・自作の収入証明書2部
・航空券のコピー2部
合計するとかなりのボリュームになりますが、「念には念を」精神で用意しました。



何かの書類が足りない・用意不足でビザ申請や住民登録などが滞るのが絶対に嫌だったのです😅
買い出し&パッキング


いよいよオランダへの渡航が近づいたタイミングで、買い出しとパッキングをします。
買い出しに関して、私が実際にオランダに来て感じる「オランダに持ってきてよかったもの」や「オランダに持って来ればよかったもの」があるので、それらをピックアップしてご紹介します。
キッチン用品
- 日本の調味料(味噌、しょうゆ、だし、めんつゆ、みりんなど)※オランダでも手に入るが割高
- レトルトやインスタントの日本食(カップラーメン、味噌汁、お米など)
- 箸(お気に入りがあるなら)
- お弁当箱・ランチバッグ(現地に種類が少ない)
日用品・衛生用品
- 爪切り&耳かき(安くて質が良い)
- 生理用品(最初の数か月分は安心)
- 湿布・目薬・常備薬
- 歯ブラシ&歯磨き粉(日本のはコンパクトで使いやすい)
- 化粧品&スキンケア用品(肌に合うブランドがない可能性あり)
- コンタクト・眼鏡
衣類
- ユニクロのヒートテック・インナー(軽くて暖かい)
- ユニクロのウルトラライトダウンジャケット(オランダは気温の変化が激しい)
- 折りたたみ傘(オランダは風が強く壊れやすい)
- 防水・防風ジャケット(オランダの秋冬はよく雨が降る)
- 手袋・マフラー・ニット帽(冬は必須)
- 夏服(Tシャツ、トップス、パンツなど)
- 冬服(ロングTシャツ、トップス、スウェット、パンツ、コートなど)
- 下着(1週間分あると安心)
- タオル類
- 靴(スニーカー、ブーツなど)
デジタルデバイス系
- ノートパソコン
- 変換プラグ(Cタイプが主流)
- 延長コード
- 持ち運びスマホ充電器
- 外付けHDD・SSD(データ管理用)
- 筆記用具(オランダは文房具が高い&質が微妙)
その他あると便利なもの
- 小さめのエコバッグ(買い物で必須)
- 水筒
- 輪ゴム
- ビニール袋
もう少しオランダ生活の期間が経ったら、改めて「オランダに持っていくべきもの」の記事を書こうと思っているので、オランダワーホリやオランダ移住など控えている方はぜひそちらも参考にしてみてください😊
おわりに
いかがだったでしょうか?
この記事を最後まで読んで下さった方は、オランダ渡航が近づいている方や、オランダワーホリやオランダ移住に強い関心がある方だと思います。
このブログでは、オランダ移住やオランダ生活に関する情報を実体験に基づいて発信していますので、ぜひ定期的にチェックしてもらえると嬉しいです😊
では、Doei〜!!🇳🇱